【万年筆】そのペン先換金、万年筆として売ったほうが高いです!【ペン先】
どうもみなさん、こんにちは!
こちら査定デスクです!
今回は万年筆のペン先の換金についてのお話です。
コレは以前にも触れたことが有るのですが、今回はよりわかりやすくお伝えできたらなぁと思います。
では、御用とお急ぎでなければお立ち会い。
目次
万年筆のペン先換金 狙うとしたらどんなモノ?
以前私こと筆者は、こちらの記事で万年筆のペン先を換金することについて触れました。
【万年筆】ペン先を金として換金するのはオトクなのか……?【換金】
もうなんだかんだでこの記事の掲載から一年が経とうとしているんですねぇ……。
あ、思い馳せるのはあとにして、結局この記事で言いたかったのは、
・万年筆のペン先は換金できるけど、万年筆として売ったほうが得だよ!
ということでした。
しかし、「そう言ってもほとんどのお店だとタダ同然で買われちゃうからなぁ……」
とお考えの方もいらっしゃると思います。
でも言います。むしろ強く言っちゃいます。
絶対万年筆として売ったほうが得だから!!!
そこでですね、それってどうしてなのか、もう一度詳しくお話していきます。
金の買取で対象になるのは万年筆のペン先だけ! メッキや金張りは対象外!
まず前提として、です。
万年筆のペン先の金を換金するとなると、どれくらいになるのか重さを量る方もいらっしゃると思います。
もちろんモデルによって異なるのですが、万年筆のペン先は平均するとおおよそ0.5g前後です。
11月30日の段階で14金の1グラムの相場は、3000円ぐらいなので、14金ペン先だとしたら1500円前後となります。
だけども色々考えると、3本売って100円のプラス
「え、ちょっと待て。さっき1本1500円と言ったやん!
1500×3じゃあ4500円じゃんか!(# ゚Д゚)」
と、お考えの方にご説明いたします。
確かに、14金ペン先1個あたり1500円とわかりました。じゃあ早速売りに行こうとすると……ぶち当たるのが手数料の壁です。
大体どの買取業者様でも、小さな金ってそのまま売ったりはしません。
集めて集めて、1回溶かして、混ざりものがないか検査して、それである程度の重さの金に整形し直します。(じゃないと信頼できる金としての価値は無いですからね
それってやっぱり、人が関わってやる以上コストが必要です。となれば当然かかってくるのが手数料。
例えば日本でメジャーな金の買取といえば「田中貴金属」さんですが、こちらの場合、一定の重さ以下の金の買取には手数料がかかってきます。
どのぐらいかかると思います? なんと20g以下であれば、一度の買取に4400円。
さ~、ここで算数のお時間です。
1回の買取に4400円かかるとして、
1本あたり1500円手数料を上回るには、3本用意して4500円。
4500円から、手数料の4400円を引くと……..
そう、頑張って万年筆のペン先だけ集めても、3本で100円くらいしかプラスになりません!!!
「でも数が多ければ多いほどだんだんプラスになっていくんでしょ?」
たしかにそのとおり。
でも例えば20gのラインを超えるのに必要な万年筆の数は…………………………40本。
40本ですよ? それだけあったら2万3万超える万年筆だってあるやもしれません。
ちなみに14金万年筆の買取相場は「2千~1万円」
じゃあ万年筆で売るとするとどれくらいなのよと。
これはおおよそではありますが「傷があって普通に使える万年筆でおおよそ2千円以上」は買取価格がつくものです。
しかも、14金っていうのはいろんな価格帯の万年筆に使用されるものですから、かなり幅があります。
例えばペリカンのM600シリーズであれば9900円。
パイロットのカスタムレガンスであれば5000円。
同じくパイロットのカスタム74であれば2000円。
ね? たとえこの中で安いカスタム74であっても、ペン先だけで売るよりもずっと高いんです。
たとえ一本2000円だったとしても、40本売ったときのプラスは、
金での買取→1500円×40本-4400円=55,600円
万年筆での買取→2000円×40本=80,000円
こんなに差が出るんです。
あ、ちなみに金の買取に手数料が無料ですって言ってる業者さんもありますが、
よーく見極めたほうが良いですよ。見せかけだけ無料で、そもそも買取価格が激安ってこともありますから!
私達に送っていただければ、査定額は無料でお出ししますし、その額がお気に召さなければ一切無料でお返しいたしますので。
商売である以上、利益は求めなければいけませんが、やっぱり納得して頂いた上でお買取したいのです。
では、今回はここまで!
壊れていても、大丈夫! あなたの万年筆を買い取ります!
買取前に相談するならこちら!
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