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【中古】中古のモンブランを買うことのメリット・デメリット【Montblanc】

どうもみなさん、こんにちは!

こちら査定デスクです!

今回は中古でモンブランの製品を買うことのメリットやデメリットを書いていきたいかなと思います。

春ですからね、新生活です。

立場や職場が新しくなって、心機一転これからできる人として、
「ちょっといい万年筆でも買おうか、おっとそういえば中古であのMontblanc万年筆が手に入るらしいぞ」
なんて考えている人はぜひぜひお立ち会い。

中古のモンブラン 買うと良いこと悪いこと!


では、単刀直入にまずは結論から。あ、先に偽物を掴まされないために~という記事は別個であるのでこちらをご参照ください。

中古購入のメリット!


1.憧れの万年筆が新品購入よりもずっと安い価格で手に入る。
2.傷やスレがこなれ感を醸し出すので、新品ピカピカが気に入らない人にはおすすめ。
3.もう手に入らないモデルが手に入る。

メリットの解説


はい、とりあえず先にメリットから簡単に解説していきますよ~。

1.憧れの万年筆が新品購入よりもずっと安い価格で手に入る。
→こちらはひとまず、新品よりも中古品のほうが安いというのはなんとなくわかりますよね。
ですから価格が届かない~って商品も、場合によっては安く入手できる可能性もございます。

2.傷やスレがこなれ感を醸し出すので、新品ピカピカが気に入らない人にはおすすめ。
→これはあまり気にする人はイないかな?
筆者はこういうの、革靴を買うときに気にしちゃったりします。全体のファッションでほかはこなれているのに、
革靴だけやったらピカピカだとなんだか気になっちゃうんですよねぇ。
そういうのを気にする人には有りな選択肢です。

3.もう手に入らないモデルが手に入る。
→これが一番大きいですね。
メーカーも企業である以上、飽きられないために日々新製品を開発しています。
その中で一時期飽きられてしまったデザインは、悲しいことに新品の生産はストップするものです。
ところがいざ振り返って画像検索なんかしてみると、その新規生産ストップしたモデルの中に、
自分の好きそうなデザインが……!

電化製品とかと違って、万年筆は本質があまり変わりませんからね。
性能にそこまでこだわらない人や、コレクターの人からすると新しいモンブラン万年筆を購入するには中古品というのはひとつ良い手段なんです。

中古購入のデメリット!


1.基本的に無償保証は受けられない。
2.アフターサービスはないと思ったほうが良い。
3.すぐに壊れる可能性あり。

デメリットの解説



さぁて……では、次はデメリットの話です。

1.基本的に無償保証は受けられない。
→さて、中古品を買う時、基本的に保証書がついていない、あるいは、保証書がついていても正規販売店の印鑑や日付等がない可能性があります。
これがない場合はお店としても「本当に正規に購入した商品なのかな?」と判断がつかないわけなんですね。
ですから保証が効きません。
仮にこれがもしその場で簡単な修理だからって保証書もなしにできちゃうのはおかしな話で、
逆に言うと本物の商品を元にして作成してシリアルナンバーもそっくりに作ったものを持っていっても、
すなわち偽物を本物だからってゴネて修理に出すこともOKされちゃうってことなんですよ。

正規店の修理だからこそ、完璧に仕上げるし、責任もある。
そしてその責任のために商品を輸送して見るべき人が見て、手間も暇もかかるということはすなわちお金もかかるということで……

場合によっては……

オーバーホールで新品と同じ値段が、修理価格として乗ってくるってこともありえます。

そしてもし持っていったものが偽物だった場合、修理伝票にこう載って返されます。
「大変恐れ入りますが、お送りいただいた商品はモンブラン製品ではございません」

では、もしこれが偽物だった場合、売った人間に文句を言えばいいじゃないか!
と思うかもしれませんがこれもうまくいきません……。

2.アフターサービスはないと思ったほうが良い。
→もし、ヤフオクメルカリなんかで買った場合(キングダムノートさんとか、しゃんとした中古ショップさんは保証書付きのみを売っているのであえて外しますが)には、こんなことが書いてあります。

「オークション(フリマ)なので、ノークレームノーリターンでお願いします」と。

これってオブラートを引き剥がすとどういうことかというと。

「言っとくけど中古品だかんね? なんか不具合あってもリスクは承知した上で買ってね?」

ということ。

だから大抵の場合「こいつは偽物だったじゃないか! 返品だ!」と言い出しても、
「そんなの私だって知らなかった、そもそもノークレームノーリターンって言ってるじゃないか」と返されます。
それだとまだイイほうですけれど、
「こっちは銀座の◯◯で買ったんだ、そっちが届いてから偽物とすり替えたんだろう!」
なんてトラブルに発展しがちです。

3.すぐに壊れる可能性あり。
→はい、何よりやっぱりこれですね。
中古品ですから当然のごとく、新品よりもずーーーーーーっと年月を経て来ているわけです。
そんな商品だからもしかしたら寿命はずっと早く来てしまうかもしれない。
そのへんのリスクを考えた上で買う必要があるということなのです……。

さて、こんなところですかね。
安く手に入る可能性はあるけど、思わぬ落とし穴がある可能性もまたしかり。

どこまでのリスクを容認して買うかっていうのが味噌ですね。そこは皆さんの価値観によるところですが。

でも、もっと万年筆の分解を楽しみたいんだって人には、やっぱり中古品っていうのは手が出しやすくておすすめですね。
本当に普段使う目的なら新品を、最悪壊れちゃってもいい、分解して自分の知識を広げたい人には中古品をってところでしょうか。

では、今回はここまで!

壊れていても、大丈夫! あなたの万年筆を買い取ります!
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