【中古万年筆】オークション、フリマ、買取店 いったいどれがいいの?【オークション編】
どうみなさん、こんにちは!
こちら、査定デスクです。
いやはや、暑くなってきましたねぇ。
暑いの大好きな筆者は早くも海に出ていきたい気分です。
青い空、白い砂浜、ビーチに寝そべってココナッツジュースなんて持っちゃったりして……
いいなぁ……
まあまあ募る望みは募らせておくとして、
七夕にもっと買取が増えますようにとかお願いしときつつ、
今回は前回の続き。オークション編です。
ブランド万年筆やブランドボールペンをオークションへ売ろうと思っている方、必見です!
ちなみに一番下に3行でまとめてますから、お急ぎの方はキーボードの「End」キーで一番下まで行っちゃってください!
中古万年筆の販売 オークション編
前回に引き続き、今回はオークションです。
ネットオークションっていうのもずいぶんと大きな市場になりましたよね。
一番最初はeBayっていうサイトから始まって、
日本ではその後にヤフオクと楽天オークションが台頭してきました。
今ではスマホ普及によるフリマアプリによってネットオークションはかつてよりは落ち着いてきて、
楽天事態ももう楽天オークションからラクマに切り替えて行こうという時期でもあります。
ただまぁ、それでもまだまだヤフオクというネットオークション市場は大きなもので、
万年筆を売る場所としては十分ありだと思います。
しかし当然、そこにはメリットもデメリットもあるわけですね
まず大きなメリットとしては、
「思わぬ高い値段で売れる可能性がある」
という点。
「こないだフリマのほうが高く売れる言うたやんけ(# ゚Д゚)」
ごめんなさい。わかっています。
待ってください。
わけがあるんです聞いてください。
もちろん、前回の記事でも「オークションよりもフリマのほうが高く売れる可能性ある」とはお伝えしました。詳しくはこちら→
ただですねぇ、これはちゃんとその商品の相場をわかっているという前提の話。
今回の場合はもっと詳しく言うと、
自分が相場のわかっていない商品に、
思わぬ高い値段が付く可能性がある。
ということです。
すみません、もうちょっとわかりやすく言いますと、
例えばここに、プラモデル大好きなAさんがいたとします。
Aさんがネットオークションで、ある1000円スタートのプラモデルを見つけました。
「ウォッ、あの限定版ビッグ◯ー、プラモデル! 千円で出てる! 当然入札!」
「なっ、入札重なった。なになに二千円? いやいや、これは定価三千円だったけど、生産時期や今後再生産されないことや、それに(ry………
てなわけで、二万円はくだらないぜ!」
と、こんな調子でAさんは最終的に1万5千円まで入札して無事落札できました。
出品者さんとしては「古いプラモデルだし、せいぜいこんぐらいだろー」と思って出したものが、
マニアからするととんでもないお宝だったりするわけです。
つまり、
自分では知らなかった価値を、
誰かが見つけて値段にしてくれる可能性がある
ということなのです。
うーん、ヤフオクの回し者みたいになってしまったw
ただ実際の所、これはかなーーーーーーり上手くことが回った場合の話。
実際にはこれ以上のデメリットがいくつか存在します。
まあ例として上げるなら、
◯写真撮影から情報入力に質問回答と手間がかかる
◯売れるまで時間がかかる
◯評価を手に入れるまでが大変。
◯本当は価値のあるものが、ものすごく安く出ていってしまう可能性も、ある。
と、こんな感じです。
まず写真を撮影して、必要なことを入力して、商品に気になることを質問してくれたらそれに答えて、慣れればなんてことはないですけど結構慣れるまでが大変です。その上、オークションは最低2日を期限に設けることができますか、その期間に売れればラッキー中のラッキー。十分な評価(オークション等で「この人がちゃんと取引できるか」を示す指標のようなもの)を手に入れるまではかなり時間がかかります。基本的には初めて入札する人が出るまで、一週間か二週間かかる場合もあります。落札後の発送だって楽じゃありません。そのためのダンボールを確保して緩衝材も用意して、コンビニにしろ運送業者の営業所にしろそこまで運ばなきゃならない。万年筆は軽いけれども箱に入れて持っていくのだって一苦労。それで無事に終わればいいけれども、もし商品にクレームが発生した場合には返金したり最悪の場合は商品を送ったのに入金されない、落札者さんが壊したので代わりのものと取り替えてくれなんてことがあったりなどなど……
はっきり言って、
初めてやるにはめっちゃめんどい
のですよ。
しかも、前のAさんの例では「その価値をしっかり価格に反映して買おう」っていう
「いい人」ではあったんですが、世の中「いい人」ばかりではないわけで
「お、二万円相当のものが千円で出てる! 千円で買えたら儲け~~うっひぃい!」
みたいな人ももちろんいるわけです。
その商品の価値が高いかどうか、買うのは簡単だけど、
売る側としては一気に難しくなるのが、オークションの難しい部分でもあるわけですねぇ。
長くなったので、3行にまとめました!
◯もしかしたら高く売れるかもしれないのがオークション
◯安く売れてしまうかもしれないのが難点
◯あと売るとなるといろいろと面倒なことが多い
てなところです。
オークションってなかなか面白くも難しいんですよね。
手間がかかるのは間違いないので、時間のある人向けってかんじです。
次回は我らが買取店を利用するコツだとかも含めてお伝えします。
そんなわけで、今回はここまで!