【万年筆高額買取】名入れについて【買取前のポイントは?】
どうもみなさん、こんにちは。
こちら、査定デスクです。
さて、今回は皆さんから多く寄せられるある問い合わせ内容について書いていきたいと思います!
もうタイトルが既にネタバレですけれどね
では、早速参りましょう!
名入れについて、どれくらい影響するの? 買取はそもそもできるの?
さて、今回お話するのは名入れについてです。
名入れ、人気ですねぇ。
やっぱり贈り物として名入れをすると、世界で唯一のペンになるわけですからみなさん新品購入時にはよくショップ様に注文しているかと思います。
しかし、ここで気になるのは名入れをした商品は売れるのかということ。
お父様の万年筆を売ることになったり、様々な形で手放すこともあるかと思います。
結論を先に申し上げますと……
イニシャルや片方イニシャルであればOK。
フルネームはNG。
ただし買い取れる場合でも値段はかなり下がる
というところでございます。
まず、名入れ自体は前の持ち主様が誰かわからなければ、買取自体は大丈夫です。
逆にフルネームですと、個人情報を丸出しでお売りしなければならないのでお断りさせていただいております。
とはいえ、
名入れ自体が中古買取の時の値段を落としてしまいます。
たとえば、名入れがあることで、「同姓同名でない限りは、余り意味のない刻印が入っている」ということになってしまうわけですね。
「田中太郎さん」が「鈴木一郎さん」の文字が刻まれたペンを持ってるって、ちょっと考えてもやっぱりおかしいですよね……
逆に有名人と同じお名前だからといってお値段が上がることもないです。
というのも、私共は本当にそのペンが有名人が使っていたものかを確かめる術もないわけですから。
ちなみに企業のロゴが入ったものも基本的には通常品よりもお値段は下がりがちです。
まあ、稀少なことは稀少なのですが、市場価値とはまたことなる稀少さですのでどうしてもお値段に反映というのは難しいんですよね。
結果的には、
名入れをした時点で買取価格は大幅に下がりますから、
せっかくプレゼントしてくれたものはずっと大切に持っている方が良い、
という結論にも至ります。
私共は売ってくれという立場ではありますが、一方で本当に持っているべきものはそのままお手元に収めておいてほしいという気持ちもあったりで、難しいところです。
それでは、今回はこの辺で!