【買取実績】新旧様々な万年筆をお買取りしました【万年筆】
どうも皆さんこんにちは!
こちら、査定デスクです!
4月を終えて、新生活が始まってしばらく、そろそろ引っ越しの際に生じたお品を処分しようかなぁと考えているお客様が多いためか、なかなかに買取件数の多かった5月です。
その甲斐あってか、当店にも様々な世代の万年筆が届いてまいりました。
今回はその中でもちょっと変わったものをご紹介です。
それではどうぞご覧くださいませ。
曲者色物新旧様々、買取万年筆のご紹介。
まずはこちらの万年筆。
かなりレトロなタイプのインキ止式万年筆です。
なんとも太い!
極太軸の万年筆といえば、以前TOMBOのZOOM Eggをご紹介いたしましたが、こちらはまた違った感触です。
なにせ軸が長いですからね。Eggのような絵筆のような使い方はせず、こちらはもっと字を書くということに特化しております。
インキ止式ということも、この万年筆が太くなったことの要因でしょう。
インキ止式万年筆は、他の機構よりも軸の大きさがインク量に直結しますからね。
何か長い時間、字を書く人には向いているのかと思います。
実際、細いペンよりも太いペンのほうが軽く握って安定しますからオススメですよ~。
ハイ次。
今度はパイロットの比較的新しいペン。クアトロ89です。
新しいと言っても、もう10年も前なのですが。
10年も前となりますと、筆者はまさか万年筆を扱うなどとも思っていない……あんまり書くと年がバレてしまうのでやめましょう。
さてさて、クアトロ89。これもなかなかユニークな万年筆ですね。だって四角ですよ。
万年筆どころか、ペンといえば丸か六角かあっても三角だよねというところにやってきた四角いこいつです。
お値段は新品ですと30000円+税。角張ってます。尖ってます。ビジュアルもウッドとステンレスという異種素材を併せたおしゃれさんです。
さて、書き味はどうかといいますと~……筆者は、余り感じなかったんですけれどね。
世間一般的に押された評価は「書きにくい」「使いにくい」と散々なところ。
けれどそういった酷評も、どこか愛されながら言われているこの一本です。
基本的にボディとキャップの重量バランスの差から、持ち運びするようなペンではないのですよね。
落ち着いてゆっくり、お手紙でも書くときに一緒にいたい一本です。
では次。
今回はこちらがラストになります。
パーカーのソネットプレシャス シズレとなります。
この子はパーカーの看板商品でもありますね。ちなみにソネットは14行詩という意味。
日本においてはあまり馴染みのない言葉ですが、俳句や短歌のような決まり付きの詩ということです。
定型詩のソネットはかなりの数のパターン、型式が確立されており、こちらの万年筆のソネットもそれは同じ。
基本的な形状はそのままに、微妙に細部を変えつつ人々に愛されてきたモデルです。
こちらのシズレも非常に人気のあるモデル。地味すぎず派手すぎず、気品さをまとっているあたりが万年筆らしい万年筆ですね。
さて、今回はちょっと短いですがこんなところで、失礼致します。
皆様の買取依頼、いつでもお待ちしていますので、お気軽に右上の問い合わせボタンよりご連絡くださいませ。