
【買取実績】PILOT/パイロット 万年筆 μ ミュー701
皆さん、こんにちは。
こちら、査定デスクです。
今回は過去にお買取したレアな買取商品、「PILOT/パイロット 万年筆 μ 701」をご紹介します。
PILOT μ(ミュー)
パイロットは1918年に創業した日本の歴史ある筆記具メーカーです。
商船学校を卒業した機関士の並木氏が「日本から世界に誇れるものをつくりたい」と夢を抱き、万年筆の製造販売を開始しました。
今回お買い取りしたミュー701は、そんなパイロットが1971年に製造販売を開始した初期モデルです。
国際宇宙ロケットの「ミューロケット」の名前にあやかり名付けられました。
ペン先からボディまでステンレスの一体型となっており、当時あった万年筆のイメージを一新するような革新的なデザインとして人気を博しました。
「世界に誇れるものをつくりたい」という信念さながら、このミューは海外でも人気があります。
販売当時は3,500円と安価でしたが、現在は50,000円近い値段で取引されています。
現在は生産終了していますが、非常に人気なモデルだったこともあり、パイロット創立90周年では復刻版として「ミュー90」が限定生産で販売されました。
復刻版の登場もあり、ヴィンテージ版のミュー701はより貴重なアイテムとして取引されています。
今回買取をしたミュー701のペン先は細字のF、インク吸引機構はカートリッジ・コンバータ両用式です。
今回買取した品のボディには「H976」という文字が刻印されています。
こちらは製造年月を表しており、「1976年9月」に製造されたことを意味しています。
1976年製造でほぼ新品であった今回の品は非常に珍しい状態でした。
ペン先が交換できないのでメンテナンスや修理が難しいミュー701が、良好な状態で使用できるのは貴重です。
取引価格の違い
当店では過去にも同じミューを取引したことがございます。
モデルとしては上のH976もこちらもμ701です。
製造はH1171で「1971年11月」製造のものでした。
H976より古いもので貴重な万年筆ではありますが、ペンポイントに若干の歪みがありキャップが緩くなっておりました。
そのため、ちょっとした差ではありますが、H976と比較し8,000円ほど価格を下げて販売いたしました。
万年筆は繊細な道具であるため、このような微妙な差でもにも大きく差が出ることがわかります。
もし、取引をご検討の場合は状態を確認し、悪化してしまう前にお売りください。
そんなパイロットの人気万年筆「PILOT/パイロット 万年筆 μ ミュー701」を買取させていただきました。ありがとうございました。
(担当:板倉)
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