【買取実績】PENT ペント×大西製作所 万年筆 アクリル ジェムストーン
皆さん、こんにちは。
こちら、査定デスクです。
今回は過去にお買取したレアな買取実績ということで、ペント×大西製作所の万年筆「アクリルジェムストーン」をご紹介します。
Pent (ペント)×大西製作所
Pent(ペント)は日本の大手筆記具販売店「ペンハウス」さんが手掛けるオリジナルのブランドです。
優雅でラグジュアリーな雰囲気を感じるオリジナル筆記具を提供しており、様々なメーカーさんとコラボレーションしたアイテムを提供しています。
大西製作所は大阪に工房がある製作所で、筆記具の製造をしています。
代表の大西さん自らがセルロイドやアクリル、アセテートなど様々な素材を使用して万年筆を製作しています。
轆轤(ろくろ)を使用して削りあげる伝統的な手法で1本1本作り上げており、作り手の熱い思いを感じることができる万年筆を手掛けています。
アクリル ジェムストーン
そんなペントと日本を代表する万年筆職人の大西製作所がコラボして出来上がったのがこのジェムストーンシリーズです。
大量生産ができないため、限定生産品として販売されています。
ジェムストーンシリーズの軸材はアクリルが使用されています。
そして、こちらも例外ではなく職人が轆轤で削り上げる製法を採用しています。
色を組み込んだ彩り豊かなアクリルは非常に繊細なため、機械では量産できない職人技術が必要な万年筆です。
深みのあるブラック、ブルー、ブラウンのマーブルデザインにゴールドのリングやキャップのコントラストが非常に美しいデザインです。
リング部分には四葉のクローバーをモチーフにしたデザインが施されており、手にするたびに幸運が舞い降りるようにという願いが込められています。
宝石のような煌びやかな輝きを思い出させるボディは1本1本違った表情のため、全く同じものが世界に存在しないという特徴があります。
筆記時の長さは約170mm、重さ約22.5gとサイズ感も書き心地のいいサイズです。
次にペン先についてですが、ジェムストーンシリーズでは異なる2つのバージョンが販売されています。
1つは14金を使用したバイカラーペン先のもの、もう1つはドイツのシュミット社製のスチールペン先のものです。
今回買取させて頂いたのは後者のスチールペン先のものでした。
14金ペン先のものの方が販売価格は高いのですが、スチールペン先だからといって書き心地が劣るかというと、そうとは限りません。
シュミット社のペン先は世界中の有名ブランドが採用しているペン先で非常に良い書き心地の実用的な万年筆です。
万年筆初心者から、愛好家まで幅広い方が使用できる国産の万年筆です。
そんなペントと大西製作所がコラボレーションした限定万年筆「アクリル ジェムストーン」を買取させていただきました。ありがとうございました。
(担当:板倉)