【買取実績】Pilot(パイロット)の万年筆「CUSTOM 98」をお買取りいたしました。

皆さん、こんにちは。

こちら、査定デスクです。

今回は過去にお買取したレアな商品の買取実績ということで、日本を代表するブランドPilotのCUSTOM 98をご紹介いたします。

Pilot (パイロット) とは

Pilot社は日本の東京に本社を置く老舗万年筆メーカーです。

商船学校を卒業し海外貿易を行う貨物船で働いていた先代社長の並木氏が、「世界に誇れるものをつくりたい」と考えて始まったのが万年筆の製造販売です。

1918年に発足し、今では100年以上の歴史を持つ日本の老舗メーカーとなりました。

そんな先代の思いを継ぎ、現在では万年筆をはじめボールペンやシャープペンシルなど様々な筆記用具を190カ国以上の地域で販売しており、まさに日本ブランドを世界に届けています。

社名になっている「パイロット」は大船の先頭に立って進む水先案内人の意味があり、時代の先頭に立って困難に立ち向かい進んでいくという意味が込められています。

そんなPilot社の中でも人気なのがCUSTOMシリーズです。

100年以上続く歴史の中で、使う人の様々な「書く」に応えるために生まれた万年筆として1971年に初めて登場しました。

その後も続々とモデルチェンジが行われ、今のモデルに繋がる改良が加えられてきました。

現在もCUSTOM 845、CUSTOM 74、CUSTOM 742といった様々なラインナップが用意されています。

CUSTOMシリーズの特徴は最大で16種類もの字幅がラインナップされていることで、太字から細字まで書く人の好みで選ぶことができるのが魅力です。

このペン先にはPilot社のこだわりが詰まっており、日本語を書くのに適した「しなり」を生み出すために14金・18金を使用し弾力を表現しています。

ラインナップ豊富のCUSTOMシリーズの中でも今回紹介するのはカスタム98です。

このカスタム98は現在廃番となっている貴重な万年筆になります。

特徴はなんといってもそのサイズ感です。

収納時全長約122mmととても小さな万年筆で、王道シリーズのCUSTOM 74と比較すると約20mmも小さいです。

手のひらに収まるコンパクトサイズのため、手帳と一緒に携帯しやすい万年筆です。

14金で3号のペン先はCUSTOMシリーズの中では一番小さな極細字で、まさに携帯に便利なミニペンという特徴を持っています。

ボディは樹脂製のため軽く約15gで、握りやすく書きやすいのが魅力の万年筆です。

そんな廃番となり現在では貴重なPilot CUSTOM 98をお買い取りさせていただきました。ありがとうございます。

(担当：板倉)

ノースペンズでは中古の万年筆をお買取しています。
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