【万年筆よもやま話】筆圧の強い人はボールペンがおすすめという話
どうも皆さん、こんにちは。
こちら、査定デスクです。
今回は買取とはすこし離れて、万年筆のうんちくについて少し話していきたいなと思う次第です。
本当に万年筆のちょっとしたことに関する内容なので、御用とお急ぎでない方はお立ち会い。
万年筆の取り扱いは、持ち方にも影響が……?
正直なところ、筆者的にはペンの持ち方なんて個々人の自由だし、どうでもいいかなぁと思っていたのですが……最近万年筆を扱っていると、そうでもないことを感じることが有りました。
というのは、時たま見かけるペンの上に中指を押し当てる持ち方の人。(指パッチンするときのような)
こういった持ち方の人が万年筆を使うと思わぬ弊害が起きるのですよ。
筆圧の強い人は万年筆の取り扱いには要注意!
実は筆者、先日少し万年筆を人に貸すことが有りました。(いや、本当はいけないんですけどね? まあちょっと必要があって……)
ともあれ、そこで貸し出した人が……
こういったペン全体を握り込むように持つタイプの方だったんですよ
「ほぇ~、変わった持ち方の人だなぁ~( ゚д゚)」なんて大口開けて見ていたら……
ペン先を、グゥ~~ッ!
「待て待て待て待て待て待て!!(;゚д゚)!!!」
まあ、とっさに止めたので事なきを得たんですが。別に本人も悪気があったわけではなかったので、問題にはなっていないです。
ともあれ。
こういった握り込み型の持ち方をされている方は、御本人も意識しないところでかなり筆圧が高くなっている可能性があります。
おそらく、今まではボールペン類を主に使ってこられたのかなぁなんて思います。
先にも言いましたが、この持ち方の良し悪しを説いているのではないです。ただ、万年筆を持つにあたっては少し不向きな持ち方かもしれません。
万年筆は基本的にあまり強い力でペン先を紙に押し当てると、ペン先が広がって上手に筆記できないし、万年筆が悪くなる原因にもなります。
ですので、これから高級筆記具のお買い求めを検討中の方は、万年筆は避けたほうが良いかもしれないというお話でした。
筆圧の強い人には……欧米製ボールペンがおすすめ!
さて、では筆圧の強い人は万年筆が向いていないということなのですが、逆に向いている製品もあります。
それは海外、特に欧州製のボールペン類はかなりおすすめなのです。下手すると日本製のボールペンよりも使いやすいかもしれません。
と言うのはですね、ボールペンのインク粘度にあります。海外製のボールペン類は基本的に日本製のものよりもねっとりとしているんです。
一方で、日本製のボールペンは「紙の上を滑るようにサラサラと書けること」が良いとされています。
なので、筆圧が強い人からすると、インクが出すぎちゃって使いにくいなんてことにもなるんですね。
逆に、欧米製のボールペン類は筆圧の強い人が多いために「紙にしっかり付けてグリグリと書けること」が良いとされているのです。
このあたりは実に不思議ですね。ペンを離すことが多い漢字、繋いで筆記体として書くことの多いアルファベットとの違いなんでしょうか。
さて、短いですが今回はここまで。
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