【クロス】クラシックセンチュリーの中古品はオススメしない理由【cross】
どうも皆さん、こんにちは。
こちら、査定デスクです。
今回はですね、クロスのクラシックセンチュリーについてちょいとお話ししていこうかなと思います。
製品そのものというよりも、中古品として。ほとんどボヤキみたいなものです。
このクラシックセンチュリーを買うときには中古品より絶対新品選んだほうがいいよー、とか。
もし中古品買うんだったら、このあたり覚悟しといたほうがいいよー、とか。
参考にしていただければ万々歳でございます。
では、御用とお急ぎでない万年筆好きな方はどうぞお立ち会い。
クロス クラシックセンチュリー
はい、まずはなんとなくの商品の概要から。
クロス社はアメリカの一大筆記具生産企業で、かなり有名な企業さんですね。
そのなかでクラシックセンチュリーは、クロスの創業から100周年を記念して作られたモデルです。1846年創業ですから、生まれは1946年。今となっては75年も使われ続けているベテランボールペンです。
ちょこちょこクリップのロゴが変わったり、カラバリが増えたり減ったりってことはあったりするんですが、その基本構造はほぼそのまま。完成されたボールペンと言っても過言ではありません。
新品のクラシックセンチュリーは間違いなく良品。しかし……
そんな70年近く活躍しているモデル。新品のクラシックセンチュリーは間違いなく良いものなんですが……。
中古品であるとそうでもないのが現状なんですね。
クラシックセンチュリーっていうのは、内部のパーツをネジ等ではなく、接着剤と嵌合で組み合わせています。
つまりそのパーツの「キツさ」で挟み込み、そこに接着剤などで補強することで成立しているんですね。
これが良くない。
新品で、一生ものの筆記具ということで持っている分にはいいんですが、嵌合式というものは常時片方のパーツに負荷をかけ続けているということになるため、どちらかのパーツが壊れやすいんです。
で、私が中古品のクラシックセンチュリーを見ていると、これらは壊れている可能性が高い。(あるいは壊れてしまったから修理に出すとお金がかかるし買取りに出した、というケースがほとんどなのかと思いますが。)
いずれにしても、中古市場に出回っているクラシックセンチュリーは、高確率でこれらの嵌合式に不具合が生じていたり、劣化がきている可能性があるんですね。
そうなると、いざ買ってみてもペンがカラカラと空回りすることも……。
じゃあ直したらいいじゃない! という声もあがってきそうですが、そんなときに障害になるのが、このペン先。
この部分がですね、すっごい硬いんですよ。もう溶接でもしているのかってくらい。表面の金属が変質しないように熱を加えて接着剤を緩めつつ、ここを回す必要が出てくるので、なかなか直すのが大変なんですねぇ。
というわけで、今回はクラシックセンチュリー買うんだったら新品がいいよーという話でした。今回は短いですが、ここまで。
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