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【オノト】デ・ラ・ルー社 オノトの復刻版 中古品ならではのカスタム品【ONOTO】

どうも皆さん、こんにちは。
こちら、査定デスクです。

今回はちょっと珍しい万年筆を手に入れたのでご紹介です。
サクッと短めの記事なのですが、お付き合いいただけましたら幸いです。

では、御用とお急ぎでない方はどうぞお立ち会い。

オノト デ・ラ・ルー

というわけでこちら。
英国はデラルー社でございます。
正確にはデラルー社の万年筆「オノト」の復刻版なのですね。
まずはざっくりと概要をご紹介。

デラルー社とは? オノトって?

まずはデラルー社について。

正式名称はデ・ラ・ルー公開有限会社。イギリスにある会社で、簡単に言うとお札を印刷する会社ですね。

複製不能なこまか~~~い印刷の技術を持ち、紙幣の他にパスポートだとか運転免許証だとか公的印刷物の印刷を行ってきました。
1821年に発足した、今年でなんと200年の歴史を持つ長寿企業ですから、もちろん色々なビジネスをやっていたわけで、その最初期のビジネスの一つが文房具商だったわけです。

そんなデ・ラ・ルーが、過去に生産した万年筆が「オノト」なわけです。つまり「オノト」は製品名。「パイロット」の「カクノ」とか、「ペリカン」の「スーベレーン M400」みたいなものですね。

あの夏目漱石がオノトを愛用していたというのも有名ですね。

丸善との関係は?

で、そんなオノトについて調べていると突然「丸善」の名前が出てきます。「オノトは丸善の万年筆だろ」という声もちらほら聞こえるほど。

実はですね、上記のデ・ラ・ルー社。1958年に万年筆生産をストップしてしまっています。撤退しちゃったんですね。採算が合わなかったのでしょうか。真相は定かではありませんが、人気はあったものの新品が手に入らなくなってしまったデラルーオノトは、一時は姿を消すことになります。

しかし、今から二十年ほど前、大人気だったデラルーオノトを引き継ぎ、オリジナル万年筆として販売したのが丸善だったのです。

ですので、基本的に現在出回っているオノトはその殆どが丸善製の復刻版。「オノトは丸善の万年筆」というのもこういったところから来ているんですね。

中古のカスタムオノト

そんなわけでこちらのオノトなのですが、勘のいい人は気がつくでしょう。

そう、ペン先が純正品ではないのです。ウォーターマンのものに切り替えられてしまっていますね。
残念ながら、買取という面でいうと、この状態はどうしてもさほどお値段は付けられません。

しかし、書き味という部分では抜群! 問題があるとすれば、内部の弁が壊れていてプランジャー式ではなくなってしまっていることですね。つけペンとして使ったりするぶんには問題ないです。

もともとの完全な、全てオリジナルのパーツを使ってこそ至高! という人もいらっしゃるかとは思いますが、筆者としてはこういう古くても良い物がなんとかして使えるようにつないでいるのを見ると、少しグっとくるものがあるんですね。

今回はあまり有益な情報ではなかったのですが、こちらの商品を紹介したくブログにしてみました。というわけで、今回はここまで。

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