【パイロット】古いフーデッドニブの分解【万年筆】
どうもみなさん、こんにちは!
こちら査定デスクです!
今回はパイロットの古い万年筆をちょっと分解清掃です。
御用とお急ぎでなければお立ち会い。
モデル不明のフーデッドニブ
はい、今回の分解対象はこちらの商品。
古すぎて情報はつかめなかったのですが、パイロットの万年筆となります。一応、フーデッドニブという扱いになるのかな?
一見すると何ら問題がないように見えるのですが……
首軸の中を見るとなんだか妙ですね……一回分解の必要がある……きがします。
分解の味方「槍回し」
さて、今回の分解で活躍するのはこの道具。
槍回しといいます。
万年筆の中にある、カートリッジだとかコンバータを差すところのパーツを槍といって、それを回すための道具なんですねぇ。
凸型の先端の出っ張ってるところが、槍のへこみと噛み合って回るのです。
古いモデルだと、首軸の裏に丸い穴が空いている場合がございます。
そういうときはこんなふうに丈夫な針金や細いドライバーを差して押し込みます。
そんで分解した首軸がこちら。
ん~、やはりインク灼けがありま……と、おっとぉ?
違和感の原因は古いパーツ
違和感の原因がわかりました。
この古いヤリパーツです。
現行のモデルと形が違うもので、パイロットのものでは在るのですが径が異なるのです。
残念ながら現在これ合うパーツは存在しないのですねぇ。
この商品は一度保管し、対応するカートリッジやコンバータが出てきたときに、再販しようと思います。
それでは、今日はここまで!
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