【意外と知らない?】買取屋さんと質屋さんの違い【金額や対応まで】
どうもみなさん、こんにちは!
こちら、査定デスクです。
9月になりましたねぇ、でもまだまだ暑い日が続きそうです。
そういえば以前、こんなことがありました。
(客=お客様 筆=筆者)
客「万年筆、これとこれとこれお願いしますー」
筆「あ、はーいわかりました~。では、◯◯円ですねー」
客「はいはい、どーも。ところで利息っていくら? あと質量は?」
筆「えっ」客「えっ」
筆「申し訳ございません……買取店なので質屋さんではないのですが……」
客「えっ」筆「えっ」
客「いやいや、何言ってんの? 品物渡すから、お金貸してってそういう話でしょ?」
えっ、えぇ~~~~~~(汗
ということが。
結局このお話は当店送料負担で商品をお返ししたのですが、
意外と皆さんご存知でない買取店と質屋さんの違い。
とはいってもまあそりゃそうですよね、どっちがどっちかなんてあまりどうでもいい話です。
ただこちら、ご存じないまま利用していると、意外と損をしたりするパターンが……!
というわけで、今回はこちらをメインに、つらつら語っていきたいと思います。
実は知らない? 買取店と質屋を徹底解明
そもそもの話、どこが一番違うのか?
早い話が、お金をくれるのか、貸しているのか、というところですね。
まずは、質屋さんのお話からしましょうか。
質屋さんっていうのはたとえば、「大黒屋」さんや、「東京ぶらんど」さんなんかを言います。
質屋さんというのは基本的に、お金を貸すお店です。
銀行なんかでお金を借りる時、借りる金額が大きい場合、担保って、つけますよね。
要は「ちゃんと返してね? 返せなかったときには、この物をもらっちゃうからね?」っていうもの。
※めっちゃわかりやすく端折って言ってるので、細かいところは違うと思います。
質屋さんっていうのはお客様の商品を担保として、お金を貸し付けているのです。
やっていることとしては銀行に近いお店なんですね。
ですから質屋さんって、もしお客さんが返せなかったときは、この物を売って採算を合わせなければいけない。
※こういって返せなかったお金の代わりにもらった商品を「質流れ品」といいます。
何が言いたいのかって言うと買取店よりは安くなりがちです、査定額。
しかし一方で、期限内にお金を返せば、品物は戻ってくるのです。
やばい! 今月お金ない! そうだ、とりあえず質屋に物預けて支払い間に合わせて、給料入ったら取り戻しに行こう!
こういうことができるのが、質屋さんの特徴ですね。
次に、私共買取店。
このお店は、皆さんの商品をお金で買う、お店になります。
お金を貸しているわけではないので、一回の買取で全ての処理が終わるのが通常です。
時たまお店とお客さんの相談によって、まとめて支払ってもらうってことはあるかと思いますが。
質屋さんと大きく違うのは、基本的に買取成立したその時点でその商品はお店のものとなります。
つまり、売ったものは基本的にお金を返したからって買い戻しはできません。
前に他の店舗で聞いたことがあるのは、
「買取店だったら質屋と違って質料が取られないぜって思ってたのに、
返せって言ったら返してくんねーんだよぉ!」
ということがあったとか。そりゃそーだ、サービスが違うんですもん。
しかし悪いことばかりでもなくって、質屋さんと違って買取店は、その三ヶ月先まで待たずとも、買った瞬間に売るように動けるので、
質屋さんよりも受け取れる金額は高くなります。
ですからもうそのものを取り戻す気がなくって、できるだけ高い値段で売りたい!
ということなら、買取店をご利用いただくほうがおすすめですよ、ということですね。
長いので、まとめてみました!
はい、今回もまとめておきました。
注意するのは次の点
◯質屋さんはお金を貸す場所、返すときには利子が必要。
◯買取店は物を買うところ、返さなくていいけれどお金を返してもものは戻ってこない。
◯あとで商品を戻したいなら質屋さんへ、戻ってこなくていいからできるだけ高く売りたいなら買取店へ!
こんなところですかね。
皆さんのニーズに合わせて、お店を選んでみてください。
それでは、今回はここまで!