【買取実績】ポスタルコのボールペンを買取りました!【Postalco】
どうもみなさん、こんにちは!
こちら、査定デスクです。
今回は、またも珍しいメーカーの製品を買取りましたので、ご紹介いたします。
それでは、ご用とお急ぎでない方はどうぞ御覧ください。
【オシャレなレザーメーカー発! ポスタルコのチャンネルポイントペンを買取りました!】
ポスタルコ -postalco-
真っ先に思い浮かぶのはなんでしょうか?
「はて?」となる方と、真っ先に、「ああ、あのレザー製品のメーカーでしょう?」となる方といらっしゃると思います。
ポスタルコは、米国、欧州、オセアニア、アジア、そして日本と、世界を股にかけて活躍しているレザー製品のメーカーです。
バッグにレインコート、ウォレットと、ファッショナブルなラインナップから、筆者のような芋人間はとてもとても恐れ多いメーカーですが……実はその発症は文房具の製作と結構身近なところから始まっています。
詳しくは公式ページを見ていただけるとより確実なのですが、鞄のデザイナーだった創業者が、奥様が使いにくそうだったA4ファイルを、手元にあった革と布で作ったというのが始まり。言葉にするとなんてことないですが、サラッといいエピソードですよね。奥さんのために気軽に役立つ物を作れるってちょっとロマンチックです。
さて、そんなロマンチックなエピソードから始まったポスタルコ。主な制作物は革製の書類ケースですが、少しばかりボールペンなんかも手がけていたりします。
それがこの、チャンネルポイントペン。
見た目としては変哲のないブラックとヘアラインのボールペンですが、いやいや一緒にしちゃあいけない。
注目はここ。
このクリップの下にある溝(チャンネル)。クリップと繋がった金属パーツの板が、このチャンネルに引っかかって芯を抑えているんですね。
何がすごいかってのは、この金属パーツは職人さんの手作りってこと。
やはり海外発のメーカーはこのあたりがすごいですね。
職人の作る製品やその技術に確かな評価がされていて、それが価値として生きている。
日本も職人に対する理解や認知はあっても、実際に評価や価値として生きているかというと、微妙なところですからねぇ。
本当にごくごく一部のみという感じが……。
まあ、筆者の個人的な見解はともあれ、このチャンネル機構が中々に指ざわりが良いのです。
芯を出すときは、通常通り上から押し、しまうときにはグリップ部分を押し上げる。
カッチャン、カッチャンと動く様子はシンプルながらも楽しいものがあります。
むしろ、シンプルだから楽しいですね。
もう一つの見どころはこのクリップですね。
こちらもSimple is Best.
格子状の模様はグリップである他に、高級なネクタイピンのようにも見えます。
そういえばペンのクリップって、いかにも「はいはーい! ここ! ここにペンがいまーす!」っていう感じというか、
遠目に見ても胸にペンを差しているのが分かるようなクリップなんですよね。
いや、それが悪いというわけではないです。ペンのクリップというのは、本来そういうものですから。
ただ、一見したときは「ああ、ネクタイピンかな?」と思わせておいて、
「でもなんでタイピンが胸に?」という疑問を与える。
よくよく寄って見ると「あ! ボールペンだ!」って、
こういう驚きを用意できるのっておしゃれだと思うんですよねぇ。
なお、付属のペンシースも箱もいい色合いです。地味な色合いなのにあか抜けていますね。
オシャレなメーカー製品を前にして、今回は終始ペースを握られてしまった気がします……。
それでは、今回はこの辺で!