【クロス】ヴァーヴを買い取りました【万年筆】
どうも皆さんこんにちは!
こちら、査定デスクです!
今回もお買い取りした商品を紹介していきますほか、後半では、筆者が普段使用している万年筆のメンテナンスに便利なものを紹介致します。
それでは、参ります。
SFチックな万年筆 CROSS VERVE
今回ご紹介するのはこちら、クロスのヴァーブです。表記的には「ヴァーヴ」のほうが正しいですかね。
流線型が特徴的な、宇宙船やカプセルのような見た目の一本。
カラーもどこか宇宙的なカラーが用意されております。
現在日本ではあまり流通しておりませんが、引っかかる部分が少ないため、筆者は非常に気に入っております。
しかしながら……既に生産は終了してしまっております。
恐らくその理由が、こちら。
これは首軸部分のキズの画像です。
無駄を省いたスタイリッシュなデザインが仇となったか、首軸とキャップの金属部が非常に近くなっております。
その上、個体によっては結構キャップがカタイ!
ググッと抜こうとした時に、がりっと、がりっといっちゃうわけですねぇ……
そんなこんなで、キレイなヴァーヴを探そうとするのはなかなか至難の業。
もちろん新品であればキズなんて一つもない物が手に入りますが、
中古万年筆ともなるとやはりそれは難しいんですよねぇ……なかなか悩ましいところです。
また、ひっかかりがない、というのは実はネックポイントでもあります。
筆者としてはこの指を邪魔する部分のない、どんなふうにも持てるのが良いのではありますが、
文字を筆記する際、万年筆であればしっかりと固定して持ちたいという方が多いのもまた事実。
指の置き場所が安定しないヴァーヴは、あまり世間的には受け入れられなかったようです……。
んん~、なんだか残念です。カッコいいんだけどなぁ……。
万年筆メンテナンスのお供。●●磨きクロス
さてさて、ここからは普段筆者が使用している磨きクロスを紹介致します。
汚くってすみません……でもこれ、こんなに汚れていてもまだまだ使えるんです。
長らく放置してしまった万年筆などは、なんとなく色がくすんでしまったり、表面が茶色くなってしまっている場合がございます。
けれども、こちらの商品を使えば、軽いキズや汚れならすぐに新品のように綺麗になってしまいますね。
特にオススメなのは銀磨きです。スターリングシルバーの商品は、文字通りシルバー925ですから、放置しておくとどんどん変色してしまいます。
また使おうかなぁと思った時に、いい具合のいぶし銀ならともかく、ただ汚らしいくすみ方だとなんだかげんなりしてしまいますからね。
こういったクロスで磨いてあげれば、たちまちピカピカです!
ただし!
ご注意があります。
磨く、というのは早い話が、人間の目には見えないレベルで表面を削り、キレイな面を出すというもの。
汚れも付着していたり、ごく浅い部分にのみ出ている変化ならコレで削り取れますが、あまりに削りとってしまうと……
当然、磨くどころかキズが付いてしまいますし、メッキなんかは剥がれてしまいます!
ペン先の金は書き味に関わる重要な部分です。
たかがメッキと侮らず、少し擦っては見て、少し擦っては見てと、慎重に慎重を重ねてお手入れしてあげましょう。
さて、いかがでしょうか。
買取も一段落して、ふぅと一息ついているところですが、当店はいつでもお客様からのお買い取りをお待ちしております。
気になった際にはお気軽にお問い合わせくださいね♪
それでは、今日はこのへんで。