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【注意】リプロダクト品という言葉に気をつけて……【偽物】

どうも皆さん、こんにちは! こちら、査定デスクです。

今回はですねぇ、偽物に関する記事です。

今回はほんのちょっとだけ、偽物を見分けるのに役立つ記事になるんじゃないかと思います。

「偽物」というと誰も食いつかないので、「スーパーコピー品」とかいう言い方を今までされていましたが、最近ちょっとそれも異なってきたので情報共有です。

ちょっとしたボヤキも混ざっていますが、それでもよろしい方はどうぞお立ち会い。

偽物界の新たな刺客!? リプロダクト品

モンブランの製品ってのはちょこちょこ偽物が入ってきますね。

有名所で言うとNo.149や146、スターウォーカー、ボエムなど。比較的ここ十年以内のモデルに多く見られる傾向があります。

最近だと、偽物だとか、スーパーコピー品だとか言わずに、「リプロダクト品です!」って出している人もいますしね。

これですよこれ。「リプロダクト品」っていう言い方が、最近ちょーっとずつ、ちょーーーっとずつ増えているんです。気をつけてくださいね。特に個人取引で万年筆とかを買っている方は要注意です。

リプロダクト品って……?

「リプロダクト」を英語で書くと「reproduct」。「re」は「再」で、「product」だと「製品」ですが「produce」の名詞型なので「生産する」って意味で捉えてok。まあ平たく言っちゃうと「再生産品」ってことなんですよね。

これだけ聞くと。

「なーんだ、要は再生産品でしょ? 別に偽物でもなんでもなくない?」ってなります。
たしかにね、それだと何の問題もありません。何だったら今は購入できない商品を、もう一回購入できるチャンスが回ってきたのだからむしろハッピーです。
ニンテンドーがゲームボーイを当時のデザインを忠実に再現して再販したとか、ちょっと世代の人には嬉しいですよね。
ですが、リプロダクト品という言葉にはこれだけでは終わらない闇があったりします。それは……

「とても優れたデザインや商品があって、その意匠権(著作権みたいなもの)が切れたから、それと似たようなデザインにして作ったもの」という意味合いの場合。

だいぶグレーなリプロダクト品

リプロダクト品ってのは、家具業界で使われることの多い言葉です。有名デザイナーのデザインした家具を忠実に再現して作成したもの、って感じですね。

で、先程もアップしました「意匠権が切れた優れたデザインを似せて作ったもの」というワード。これが問題なんですよ。

そもそも「意匠権」っていうのは何なのかって言うと。

物・建築物・画像等々のデザインに対して与えられる権利です。簡単に言うと、著作権は絵画などの純粋芸術が保護対象とするのに対し、意匠権は商品とか道具など、工業上利用できるモノのデザインを保護対象とします。詳しくは上のリンクを見てもらうとして……。

著作権ってのは作った瞬間に発生します。けれど、意匠権ってのは……申請しないと手に入らないんですね。コレが問題。

海外の物品だと、そもそも日本国内に「意匠権」を持っていないケースってのが有るんですよね。
ですから、リプロダクト品ってのを作った人がいたとして、それを指摘しても……

 

「コレは意匠権が切れているものだから問題ないんでぇ~す」とか

 

「日本では意匠権がないから、別にコレは真似してもいいんですぅ~~」とかね、そういうことを言うわけですよ

かなり、グレーです。ほとんどコピーと変わらないパターンってのもの多いですし、現に家具業界ではこれによって大量の違法製品ができてしまって困っているんだとか。
もちろんね、きちんとオリジナルの製作者に許可をとってライセンス料を支払って、その上で生産しているんだったら何の問題もないんですよ?
ただ、そうじゃない人があまりに多いっていうのが現状。

で、この流れが実は最近万年筆にも流れ込んできているんですよ。
私が見かけたのはラミーのサファリでしたが、おそらく氷山の一角でモンブランの万年筆でも浸透している可能性はあります。

やたら安いモデルには気をつけて!

「欲しいものがあったらできるだけ安く手に入れたい!」
そう思うのは、平成というその殆どがデフレにデフレを重ねて負のスパイラルが30年続いてきた日本にあっては当たり前の心情かも知れませんが、
それでも安いものには何らかの裏があるものです。欲しいモデルと同じものがある! でもなんだかやたらと安いな……というものがあったら、そこは一度、冷静になって考えてみてください。

それでは、今回はここまで。

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