【万年筆】モンブランのビンテージ万年筆をメンテナンス【montblanc】
どうもみなさん、こんにちは!
こちら査定デスクです!
今回は万年筆のメンテナンスの記事です。(すっごい久しぶり!
対象となるのは、モンブランのビンテージ万年筆ですね。
御用とお急ぎでなければお立ち会い。
モンブラン ビンテージ万年筆
はいこちら。今回対象になる商品は、モンブランのヴィンテージ万年筆となります。
ビンテージ? ヴィンテージ?
まあともあれ、モンブランファンの間では、二桁シリーズだとか、三桁シリーズと呼ばれているような白のものですね。
よく二桁シリーズは吸入式で、三桁シリーズはカートリッジ・コンバータ式とは呼ばれていますが、これがなかなかどうして厄介なもので、当時のカタログなんかを見返すと、三桁シリーズでも吸入式があっちゃったりするものだから困りものですわ。
加えて、私達中古買取業者の元に入ってくる万年筆っていうのは、いろんなパーツが組み合わさって来ちゃったりするパターンも多いので、もともとどのモデルだったのかもわからない始末だったりするんですね。
だがしかし、いろんなパーツが組み合わさっているってことは、互換パーツが多いってことにもなります。
そーゆーわけで、なんとなく、はじめていきましょうかねぇ~。
インクのこびりついたペン先
えーっと、まずはここ。
ペン先の方は特に異常はないように見えるのですが、問題なのはカートリッジの方です。
ゴールドのカートリッジは結構古いタイプのカートリッジですね。
カートリッジの寿命は大体どんなに長く引っ張ったって5年以内。
とすれば、このタイプのカートリッジを購入した当初、から挿しっぱなしあるいは、
インクの水分が気化してどろどろになったカートリッジが差し込まれた可能性が考えられます。
つまり、ペン先は一件きれいに見えても、内部はドロドロってわけですね。
とゆーわけで、抜いてみました。
モンブランのこのタイプの万年筆は、ねじ式で吸入ソケットと首軸の外側がつながっています。
樹脂が貧弱で力加減を間違えるとすぐ折れちゃいますが、そこは腕の見せ所。
チョチョイっと外してみたわけです。やっぱりぬらぬらのインクがくっついていますね。
幸い、インクが完全に固まりはしなかったようです。
これらを洗浄して、もう一度はめ込めば、今回の修理はおしまいっ!
キャップの分解はするべき?
あ、それで最後にですね。キャップの方の分解はするべきなんだろうかという疑問が在ると思うので、お答え致します。
ぶっちゃけ、キャップは分解するべきではないというのが、筆者の持論です。
まあ、分解してもいいといえばいいんですが、一回ばらしてもう一度組み上げてっていう手間は、問題ないキャップに不要な隙間を生んでペン先を乾きやすくしてしまいます。もちろん、隙間があるってことはインク漏れの可能性もあるわけで。
だからキャップに問題がない以上は、綿棒なんかで軽く掃除してあげるだけでオッケーですね。
では、今回はここまで!
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