
モンブラン マイスターシュテュック クラシック 144 インナーキャップ交換
皆さん、こんにちは!
今回は当店で行った修理事例についてお話しさせていただきます。
今回修理したのは、モンブラン マイスターシュテュック クラシック 144。
90年代のモデルかと思われます。
不具合の内容
画像ではわかりにくいかもしれませんが、こちらのペンは2本とも嵌合式のキャップが閉まりません。
おそらく、インナーキャップが経年劣化で割れてしまっているのではないかと考えられます。
まずは分解を開始します。
ボルドーのペンの方は、やはりインナーキャップが割れていました。
このタイプのインナーキャップは割れやすいのでしょうか、時々このような不具合が見られます。
一方、ブラックのペンはなんと、インナーキャップがない…!?
根元からポッキリと折れて、完全に外れてしまったようです。
パーツ交換
今回は、インナーキャップを交換していきます。
当店では修理用のパーツをストックしているため、交換作業が可能です。
しかし、問題が発生しました。
ストックのキャップを分解してインナーキャップを確認すると元々のものと形状も色も異なります。
何もかも違います…
これが付いていたキャップは全長が微妙に長く、先端の穴の形状も違っていました。
ネジ式ではないので、145のキャップではないようです。
この違いは、恐らく年代の違いによるものと思われます。
いくつかストックを探し、ようやく適合するキャップを見つけました!
組み立て完了!
分解した手順を逆にして組み立て、無事修理が完了しました。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、キャップはしっかり閉まるようになりました。
壊れていても買取可能!
当店では、修理可能な商品は修理を行い、再販しています。
そのため、壊れているものでも買取が可能です!(見積もりが必要です)
お困りの際は、ぜひ当店にご相談ください。
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